1 開会挨拶(9時30分)
・津嶋春秋 労働安全衛生委員長
(斜面防災対策技術協会富山支部協会理事、富山県地質調査業協会長)
2 講演(9時40分〜10時30分、50分)
・演題 「現場での熱中症対策について」
・講師 富山県社会保険協会 北陸予防医学協会 保健師 沖 容子氏
・内容 熱中症の予防について、水分補給と暑さを避けることがポイントで、
「現場では、温度、湿度、休憩時間、周囲への配慮といった働く環境を
整えることが重要」などの取り組みについて呼びかけた。
3 講演(10時30分〜11時20分、50分)
・演題 「災害事例から学ぶ安全対策について」
・講師 中央労働災害防止協会中部安全衛生サービスセンター北陸支所
支所長 藤田政次氏、 安全・衛生管理士 中山 宏氏
・内容 「労働災害は、人間、設備、作業、管理のうち、いずれかの欠陥が
重なった時に発生する。どれか1つの穴が塞がっていれば災害は
起きない。穴、つまり欠点を補う活動が必要であり、これが安全管
理である。」と指摘した。
4 工事安全パトロール(現地:13時〜14時30分、90分)
・工事現場 氷見市大浦・下田子地内(発注者:氷見市土地開発公社)
「工業用地造成敷地整備工事(アイ・コンストラクション対象工事)」
施工者 三久建設
・内容 県と市町村が発注する工事では初めてICTが導入された工事で、
コマツスマートコンストラクションからICTの説明後、
実際の重機などを見学した。
パトロールでは、現場点検表に沿って工事安全管理体制や
災害防止状況などのチェックを行った。