※参加を希望される方は、当日直接会場へお越し下さい(参加費無料)
連絡先TEL:(076)442-3775
平成20年5月12日に発生した「中国四川省汶川大地震」は多くの人命や家屋等の被害は甚大なものがありました。一方、国内においても、近年、阪神大震災、新潟県中越地震、同中越沖地震、能登半島地震、岩手・宮城地震など大きな地震災害が相次いで発生しています。この地震では、山腹などの斜面が大きく崩れ多くの人命、家屋や河川、道路などに大きな被害を受けています。富山県においても今から約150年前に「安政の大地震(飛越地震)」が発生し、常願寺川の源流部で大崩壊が発生、下流の富山平野に土石流による甚大な被害が発生しました。
これらの地震に関する様々な情報から県民や行政、企業関係者は防災について学び、考え、自らの情報として吸収し、日常の知識として、いざというときの対策に役立つことが大切であると当支部では考えております。いつかはわかりませんが、今後、県内において必ず発生するであろう大きな地震に対する様々な情報を共有し、防災対策としてソフト・ハードの両面から行い、「地震と防災」について考える機会とするものである。
また、昨年10月には、富山県において「国際砂防フォーラム2009」が開催されており、当講習会においても中国、オーストリアの砂防についての紹介を行うものである。
中国「汶川大地震」の記録 DVDの放映
斜面防災対策技術協会富山県支部長 村尾 干尹
(仮題)「中国に学ぶ地震災害について」
富山大学大学院理工学研究部地球環境システム学系(地質学)教授 竹内 章
(仮題)「中国の地震について」
中国地震局地質研究所副所長 徐 錫偉
(仮題)「中国汶川大地震について」
中国科学院成都山地災害及び環境研究所 欧 國強
「中国汶川大地震の現地を視察して」
■(株)村尾地研 野坂 徹 ■共栄興業(株) 藤川 浩一 ■ダイチ(株) 堀田 知希
「最近の地震と地すべりについて」
独立行政法人 土木研究所 土砂管理研究グループ
「雪崩・地すべり研究センター」専門研究員 ハスバートル
「オーストリアの砂防と雪崩対策について」
富山県土木部砂防課福主幹 市井 昌彦
NPO法人富山県砂防ボランティア協会会長 本田 孝夫